家を建てる時の心得

Just another WordPress site

11 8月

建物の設計

Posted in on 11.08.11

家を建てる時の心得

ぼくの家は建物の設計を生業としていたので、子供の頃から大工さんにはよく接している。職人というのは強いプライドがあり、そこからくる頑迷なところもある。人柄としてはいたって良く、子供の頃、大工さんにいろいろ玩具などを作ってもらい一緒に遊んでいただいた。近所の人に、「大きくなったら何になりたいの?」と訊かれると、いつも「大工さん」と即答していた。それにしても、家造りに大切なのは、やはり「センス」だとおもうのだ。

時としては比例しない大工の善意とセンス

友人が自宅を建てたので遊びに行った。土地はさほど広くはないが、湘南の、海の見える高台にある感じのいい家だった。日が幕れて、友人の家族といっしょに海の見えるベランダでビールを飲んだ。「いい家だね」ぼくが言うと、すぐに友人の言葉が返ってきた。「大へんでした。特に大工さんとのつき合いが大へんでした」友人の言い方が真に迫っていたので、何となく彼の気持がつたわってきた。ぼも家を
建てることでは、20代の頃からあれこれ経験しているので、彼が何を言おうとしているのか、何となくわかった。家を建てるということは、結構あれこれと心労が多いものだ。「玄関への階段、どうでした?」友人が訊いてきた。彼の家は傾斜地にあり、玄関まで階段を上る仕組みになっている。「いい感じだなあとおもったよ」

コメントは受け付けていません。